個人技重視チームとの練習試合 U10 次男 | 少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

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長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、長男は高校生になりサッカー以外の部活を、次男はクラブチーム。

そんな子を持つ父親として、今の少年サッカーや次男チーム、次男に対して思ったことをつづっていきます。

毎週どこかしらのそこそこのチームから超強豪チームまで幅広く練習試合をしている次男チーム。

 

先週は、徹底的に個人技を重視する有名なチームとの練習試合。

次男たちからすると、格上のチーム。

 

個人技重視といっても、決してドリブルしかできないチームでなく、

個の力で崩すことに最大のプライオリティを置いているというだけで、他の技術も卓越した集団です。

 

とても簡単に言うと、ドリブルしててフリーの味方がいてチャンスの可能性があるとしても、そこにパスを出すのでなくパスを出すふりして1人抜く方がもっとチャンスになるでしょ、というチームです。

 

有名なチームなので、個人技を伸ばしたい小学生が集まっており、各学年、個々に大同小異ありますが、足元にボールがあるときの技術は、皆が皆、目線で追っかけているだけの私でも騙されて抜かれてしまうような抜き方ができてしまうすごいチームです。

 

私は、ドリブルばかりをメインに練習するチームは判断が悪くなるので良くない、と思っていたので、こういう教え方のチームはあまり好意的でなかったのですが、県下にあるチームで実際の選手たちのプレーぶりを何世代か見れたことにより、今までの私の視野が狭かっただけであって、こういうアプローチもありなんだ、と今までの考えを改めてくれたチームでもあります。

 

そんなすごいチームとの試合、選手のプレー面は置いておいて、私が観戦している場所の近くに5人くらいの相手チームのお父さん方が撮影しながら見ていたのですが、保護者も少し感覚が違っていてお互いの得点が入ってもあまり反応せずに、ドリブルやパスの出し方で盛り上がっており、

「今のプレー、すごいおしゃれですね」

「うわ、おしゃれ」

みたいなことを言い合っていました。

 

また、相手チームである次男チームのプレーでも、いいプレーをすれば、すごい、今のは良く見えていたなど、とにかく子供たちが繰り広げる個人技に、公平な視線を送りながらサッカーを楽しんでいました。

 

実際のところはわかりませんが、なんだかサッカーが好きな保護者が集まってるのかなーということは親通しの会話からも感じました。

 

試合の方は4試合くらい行って、勝ったり負けたりと格上の相手に対して次男チームが良く頑張っていたと思うような内容でした。

個人技勝る相手に、なんとか最後で食い止めるか、食い止めないかで勝敗は決していましたが、よく心折れずに何度もしつこく対応できるなというくらい、全員が最後まで食らいついていました。

 

逆に、ここは抜けるだろうとかキープできるだろうという相手が余裕を持ったプレーをしているところを奪ってのゴールを何度か決めていた次男チームなので、そういう面では十分に通用するんだろうなというのは感じました。

 

今後、個人技がさらに上がり連携もよくなる相手チームに対して、次男チームもさらにデュエルの強さが上がっていき、矛と盾ではないですが、どちらが上回るかを公式戦で見たいなーと思わせてくれるようなお互いがお互いの良さを引き出すような内容でした。

 

今後の対戦が楽しみです。

 

ところで、最近、こういった強豪チームとの対戦の後に

あーこいつには敵わないなーとか、どう頑張っても負けると思うか、

大した事ない、うまいけどなんとかなると思うか、

を聞くようにしており、

敵わないなーばっかりだったら、次男はそれより下のレベルだということ。

逆に大したことないと思えるなら、そのレベルを超えているってこと。

と伝えており、

今回も聞くと、大したことないと言っていました。

 

しっかり奪われたり、逆を取られて抜かれたりしていた次男ですが、ビッグマウスをあえて意識しているのか聞き始めてから一回も相手がうまいとか敵わないとか言ったことはありません。

 

私の感覚では、敵わないと思えるチームや選手には既に何度も出会っていますが、そういう強気な部分が次男のプレーを支えているのは間違いないので強気な気持ちは持ち続けてほしいとは思っています。

 

実際の見聞や対戦したチームとの観戦した感じなどで県下でもこのチームを含む3チームが県のトップクラスで全国でも通用するレベル。

 

次の4,5チームくらいの中の1つに挙げられるくらいのレベルにはあるのかなーといった感じなので、次男の大したことがないという言葉が真実になるかならないかは今後の対戦次第です。

 

果たして、小学生の間に、あのチームやあの子には敵わないと次男が白旗をあげることがあるのか、それも楽しみに次男のサッカー観戦をしたいと思います。

 

 

 

 

 

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