癒やしのSmoothjazz Diana Kral 「Alone again」
本日ご紹介するのは、ジャズ歌手でありピアニストの
ダイアナ・クラール(Diana Krall)です。
彼女は1964年カナダで生まれました。
大学はかの有名なバークリー音楽大学の出身。
ちなみに日本人のバークリー音楽大学の卒業生には
ジャズ界の大御所、渡辺貞夫やMALTA、小曽根真、
元T-SQUAREの宮崎 隆睦などがいますね。
そんな彼女のアルバム Wallflower (2015年)からご紹介するのは、
Alone again (naturally) です。
この曲は、ギルバート・オサリバン Gilbert O'Sullivanの
1972年の世界的な大ヒット曲のカバーです。
その曲でデュエットしているのが、これまた有名なマイケル・ブーブレ
ダイアナ・クラールのハスキーな声と
マイケル・ブーブレの透明感のある歌声がベストマッチしています。
高音部をマイケル・ブーブレが、低音部をダイアナ・クラールがと
面白いアレンジとハーモニーが見もの・聞きものです。
もちろんピアノはダイアナ・クラールが。
当方の大好きな一曲です!
ということで、聴いていただきましょう。
当方が作ったビデオでお楽しみください。
ちなみに歌詞と和訳もご覧あれ!
In a little while from now
If I’m not feeling any less sour
I promise myself to treat myself
And visit a nearby tower
And climb to the top
Will throw myself off
In an effort to
Make it clear to whoever
Wants to know what it’s like when you’re shattered
今から少し経っても この気分が晴れないのなら
自分に誓ったんだ 近くの塔に登って
身を投げてやろうって 打ちのめされた人間が
どんなことになるかっていうことを
知らしめてやるんだ
Left standing in the lurch at church
Were people saying, my god, that’s tough
She stood him up
No point in us remaining
We may as well go home
As I did on my own
Alone again, naturally
教会に佇み 周りが言う
「もう充分だ 彼は婚約者に見捨てられ
私たちがここに残る理由は無い」と
僕らは家に帰ることになるだろう
自分から仕掛けたように
僕はまた一人になった ごく自然に
To think that only yesterday
I was cheerful, bright and gay
Looking forward to who wouldn’t do
The role I was about to play
But as if to knock me down
Reality came around
And without so much as mere touch
Cut me into little pieces
昨日までのことだけを考えたら
僕は元気で明るい 陽気な男だった
楽しみだった 僕が務めるはずだった
ごく一部だけがつかめる幸せが
でも落としいれられたように
現実が押し迫って来て
何の前触れもなく 僕を粉々にしたんだ
Leaving me to doubt
Talk about, god in his mercy
Oh, if he really does exist
Why did he desert me
In my hour of need
I truly am indeed
Alone again, naturally
僕に疑いの心だけを残して
神の慈悲が何か 自分に問う
ああ もし神がいるのならば
なぜ一番求めているときに
僕を見捨てたの?
そしてまた 僕は本当に
ひとりぼっちになってしまった ごく自然に
It seems to me that
There are more hearts broken in the world
That can’t be mended
Left unattended
What do we do, what do we do
この世界にはまだ他にも
救われない心がたくさんあって
誰も治しちゃくれないまま
忘れ去られて行くんだろうな
僕らはどうすればいいのだろう
何をしてあげられるのだろう
Alone again, natirally
また一人になってしまった ごく自然に
Looking back over the years
And whatever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wising to hide the tears
And at sixty-five years old
My mother, god rest her soul
Couldn’t understand why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start
With a heart so badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day
Alone again, naturally
Alone again, naturally
何年も前のことを振り返る
前にもこんなことがあったなと
思い出したよ 父が亡くなったとき
僕は泣き明かして 涙を隠したくなかった
そして母が65歳のとき 彼女は亡くなった
僕は理解できなかった なぜ愛したただひとりの人を
奪われ 傷ついたまま生きていかなければならないのか
母はどんどん喋らなくなっていた
僕が励ましたのにも関わらず
そして 母が亡くなったとき
僕は一日中 泣いて 泣き続けた
そしてひとりぼっちになったんだ 当然のように
また一人になるんだ 当たり前のように