フラット35に思う。 | 千里丘の小さな不動産屋さん「千里住みかえネット」 社長のブログ

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今日、事務所のポストに住宅金融支援機構から郵送物が届いていました。


すわ、なんかミスでもしたか?


と、恐る恐る開封してみると、10月からのフラット35制度改正のご案内でした。。


特に何も悪いことしてるわけではないですが、行政からの改まったDMにはちょっと身構えてしまいますね。。


内容としては、金利引き下げの制度変更と、


中古住宅の技術要件変更。。


あ、手すり設置するだけで、フラット35Sが使えなくなってる。。😓


実質的にむしろ融資が厳しくなった感じがするのは私だけか。。


優良な中古住宅に、有利な融資をしようとする主旨はわかりますけどね。


ただ、現場の仲介業者から言わせてもらえらば、


そんな優良な中古物件って、大体値段も高くて、

購入する層も、経済的に余裕のある世帯なんです。


そういう層って、銀行の変動金利0.3%台みたいなバリバリの金利優遇商品にスッと通る時代。。


変動だと金利が上がるかもしれないけど、


これだけフラット35の1.4%台と金利格差が開いてくると、そういう層はわざわざフラット35を選ぶ人は少ないんです。。


しかも銀行ローンだと団信なんかもすごい良い商品がついてたりしますからね。


少なくとも私なら、そういうお客様には、まずは銀行ローンからおすすめします。


一時期の不正なフラット35利用問題を境に、

住宅金融支援機構さんがクリーンな方向に目を向けているのはわかりますけど、


純粋に住宅取得をサポートしていた、旧住宅金融公庫時代の原点回帰も考えてもらいたいな〜


と、DMの内容にちょっと異議ありの小川でしたアップ


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