今日は月初の水曜日ということで、
恒例の中古マンション成約状況をチェック。。
5月は、吹田市・摂津市エリア、かなり成約件数が多かったです。
そんな中、弊社エリアの成約物件の傾向を見てみると・・・
「売主から手数料が出る物件」が
めちゃ決まっている印象でした。
ん~、これは物件の傾向というよりも
我々仲介業者がそういう物件を優先的にお客様に紹介している、
もしくは強くお勧めしている、という傾向はあると思いますね。。
もちろん、売主から手数料が出る物件=リフォームされている物件なので、
いつでもお客様をご案内できるし、見た目もきれい、かつ決まれば売主からも手数料がもらえる、ということで
営業する側からすれば決めたい、という気持ちになるのはむちゃくちゃわかります。。
ただ、背景にあるのは、
売買仲介業者が生き残るにはそうせざるを得ない、という収益構造。。
良い中古物件はいまだに「物件の囲い込み」が行われていることも多く、
お客様ファーストを貫くのであれば、どんなにお客様から信頼されていても、他社の仲介を通さざるを得ない、という理不尽な業界構造も一因としてあります。
もう、何年も前から叫ばれている業界の闇。。
話し出すと長くなるので今日はこのくらいにしておきますが、
とにかく仲介手数料の仕組みを抜本的に変えないと、いつまでたっても日本の不動産市場は良くならない、と思っている小川でした