まだ、正式決定ではないですが
住宅ローン減税の改正案がだいぶ明らかになってきました。。
遅ればせながら私もチェックさせてもらったんですが
ん~・・いかにもIQが高い人たちが考えそうな改正案ですな。。
ポイントは、所得税から控除する額を
これまで通りの「年末時点のローン残高の1%」と
「その年に支払った利息の合計額」の
≪どちらか少ないほう≫にする、っていう改正点。。
そんなん、この低金利時代、
支払利息のほうが少ないに決まってますし。。
そもそも、現行制度は
「住宅ローンをたくさん組んだサラリーマンのアッパー層」に
メリットがある制度だったので、これが根底から変わる可能性はありますね。。
自分がもし、マイホームを買うサラリーマン世帯だとしたら
どうやってローンを組むか?
この改正案だと、「保証料金利上乗せ」方式にするかな・・・。
金利がちょい高い「フラット35」をあえて選ぶ人が増えるかは微妙ですが、
自営業者や会社経営者にとっては、
メリットのある改正になるかもしれない、というのは好感が持てます。。
これまで、「住宅ローンは無理のない範囲で借りれるだけ借り、
10年間住宅ローン控除をフルで受けて、終了したら一気に繰り上げ返済」
っていう提案をするFPも多かったと思いますが、
再来年以降はちょっと事情が変わりそうですね。。
弊社がお客様にお渡ししている資金計画書は
たまたま、初年度支払利息の記載がある書式なので、
ちょっとほっとしている小川でした