私が不動産業界で働き始めたのが平成8年。
不動産はだいぶ下落した後でしたが
世の中はまだバブルの後遺症があった時代。。
何食わぬ顔でマンション販売していましたが、
「不動産は買った瞬間からめちゃ値下がりする」
っていうのを
真面目に仕事をすればするほど肌で感じた時代でした。。
その後、リーマンショックとか色々ありましたが
基本的に不動産業界人生の大半は
「デフレ経済」との戦いだった、
ともいえます。。
その影響からか、
アベノミクス以降、ここまで値がりした不動産価格をみても
「いつか下がるんちゃうか?」
「これ以上値上がりはせんやろう」
などというネガティブな見方がどうしても捨てきれない私。。
そのあたり、不動産価格の嗅覚に優れた人たちは
そういう先入観を捨てて、公平な眼で先を見ているんだろうな、と最近思います。。
一部の業者さんの間では、来年は弱含みで推移する、
という人もいれば、立地条件が良いところはまだまだ強気で行ける、
っていう人もいて、業界人としても意見が分かれる来年の市況。。
とにかく先入観は捨てて、ピュアな眼で
価格査定もやっていかなあかんな~と
ブログを書きながら気を引き締める小川でした