今日、物件情報をチェックしていると、
5~6年前にお客様を頻繁に案内していたマンションで
久々に売り物件が出ていました。。
室内状況がどうなのかにもよりますが、
すぐ売れそうな気がしますね。。
しかし、この価格。。
5~6年前の売出し価格を基準に比較してますが、
冷静に考えれば、その当時から築年数も5~6年
経過しているということ。。
通常で考えると築年数が経過したぶん、
価格が下落していてもおかしくないのですが、
吹田市の中古マンションは
築年数関係なく、今の相場が「相場」になってます。。
実は、これ、めちゃハッとさせられた事例でして・・・
過去の事例なんて我々不動産業者しか知らないわけで
購入する側としては「いま」を基準に判断するしかない。。
が、我々不動産業者って、価格査定をする際には
過去の成約事例を基準に計算するのが依然、セオリーになっています。。
この辺に、不動産業者側と実際のお客様の動向に
少しズレが生じていることがよくあるんですよね。。
特に、人気のあるエリアで久々に売り物件が出る場合、
価格設定が難しいのはその辺の事情にあります。。
あと、しばらく出ていなかった広いタイプとか供給のタイミングの問題など。
そういうことを考えると、売却価格査定というのは
簡単なものではなく、最近はいったん自分で算出したあと、
もう一回消費者目線で考えなおしたり
時間をあえてかけるようにしている小川でした