インスペクションを考えさせられる。 | 千里丘の小さな不動産屋さん「千里住みかえネット」 社長のブログ

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摂津市千里丘で不動産屋さんをしています。
ありのままの姿を見て頂きたく
日々の仕事やプライベートの出来事など、
とにかく毎日更新し続けています!!

現在、弊社でお預りしている物件で「インスペクション」を入れたほうが良いのでは?と考えている物件があります。。

が、買い手が決まっていない段階でのインスペクションの場合、

・「先行して費用を誰が負担するのか」
・「建物状況調査をして、補修しないといけない箇所が判明したら更に費用がかかる」

・「調査に費用をかけたところでホンマに売れるのか?」

 

このあたりがハードルになるケースが多いです。。あせる

調査の時間もかかりますし、不動産仲介業者の立場としては、
 

インスペクションをせず物件価格を値下げして、瑕疵担保責任(契約不適合責任)を免責にしたほうがみんなハッピーになれる、っていう考え方もまだまだ強いです。。パンチ!


大手不動産会社が取り扱う物件概要書ですら、こんな文言が添えられていますしね。

 

まあ、否定的な意見の多いインスペクションですが、

今年4月の民法改正で売主の契約責任が重くなったことで、インスペクションをやっておいたほうが良いかも・・と感じることも増えてきました。。

でも、ここで大事やと思うのは、理論とか法律・仕組みではなくて
「気持ち」の問題。。にひひ
 

どんなに完璧なインスペクション・手続きをやったところで、最終的に売主様、買主様が満足していなければ意味がないです。。

逆に言えば、インスペクションをやらなくても、売主様・買主様が満足して極端な話、みんなでお酒が飲めるくらいの関係になれるのであれば、それが正解。ビックリマーク
 

そこを取りまとめるのも我々仲介業者の重要な使命ですね。。


インスペクションはあくまでも一つのツールとして、

仲介の原点を忘れずに業務を進めなあかんわ~と今日も朝ブログの小川でしたアップ
 

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