不動産売買仲介業をやっていますと、あらゆるリスクを想定した取引が求められます。
特に築年数が古い物件などを扱う時は、気を遣いますね。。
必然的に重要事項説明書や契約書には特記事項が多くなり、ボリュームも増えます。。
私の感覚論ですが、不動産仲介担当者には2種類の人種がいて、
①とにかく物件を悲観的に見て、あらゆるリスクを次々と想定し、そこから物件を判断しようとするタイプ
②物件のマイナス面は置いといて、可能性というか良い面を引きだそうとするタイプ
トラブルの少ない取引、買取のリスクを判断するには①のタイプが正しいんだと思いますね。。
不動産業者としてプロっぽい印象を持つのも①のタイプです。
ただ、不動産を次の人へバトンタッチするにあたっては、②の発想がないと面白くない、と思うんですがどうでしょうかね。
極端に②のようなポジティブ思考が過ぎるとクレームが多くなる、という意見もありますが、私の経験上、お客様がポジティブに喜んで購入した不動産ほど、あとあとのクレームは少ないものです。。
逆に、きっちり書類を交わして細かい説明をしたお客様でも、トラブルになるときはなる。。
ちなみに①と②、両方強く持ち合わせている営業マンが最強、なんでしょうけどそういう人ってあまり見たことありませんね。。
わたくしもどっちかというと②のタイプなので、たまに①のタイプの厳格な業者さんと取引するときは、めちゃ緊張します。。
個人的には、膨大な重要事項説明書・契約書はなしにして、A4ペラ1~2枚くらいで、あとは「良いご縁」として笑顔で決済する、というのが理想の取引なんやけどな~・・・と思いながら月末金曜日ブログ更新の小川でした
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