米国における婚外子のデータについて、あるネット情報が目に止まりました。
米国内では、いわゆる未婚の母の割合が全体平均で4割ほどあるとのこと。
その中で、人種別にみますと、インディアン系や黒人系は7割前後、ヒスパニック系も5割を超える人が、出産時は婚姻状態にないとのこと。
ちなみにアジア系は1割強、白人系は3割弱の割合とのこと。
人種的に明確な数値の違いがあり、文化的背景が異なることを物語っているとも言えます。
いずれにせよ、過去50年で急速に未婚での出産が当たり前になりつつあるようです。
欧州はもっと数値が高いようで、フランスでは6割が、少ない国のイタリアやドイツでも3割を超えるとのこと。
日本は2〜3%、だとのこと。
無理に欧米化することはありませんが、文化や社会の価値観が、日本と欧米間では実態的に大きく違いがあることは明白です。
婚外子の率が高いと言って、少子化対策への効果が高いと一言では言えません。
社会保障や福祉制度上、どの様な影響が出るのでしょうか。
又、子どもの成長面での影響も気になるところです。
急速に家族のあり方が変わる中、日本も結果的に欧米的な形に変わっていくのでしょうか。
核家族化だけでも大きい社会変化だと思いますが、さらに親子のあり方も変わっていくのでしょうか。
見通せない家族の形の将来。
変化は常なるものであることを見る気がします。