岸田首相の低支持率が定着状態になってきました。
政治資金改正法案は、衆参議院通過したものの、国民からは全く評価されていません。
そこに菅前首相が、岸田首相はこの問題の責任を取っていないと公言。
加えて、麻生副総裁、茂木幹事長らは、茂木氏の総裁候補への準備含めて、意思合わせに余念がない。
また、裏金問題の裁判では、被告人となった安倍派の元事務局長・松本淳一郎被告は、一旦やめた裏金づくりの再開に際し、塩谷氏、下村氏、西村氏、世耕氏の四人が議論し再会を決定した、と述べ、今までの議員たちとの供述に違いがあることがわかりました。
内部のゴタゴタで、与党自民党は明らかに統率が取れていないことが、今や歴然となっています。
そこにまた、岸田政権は、5月に終えた電気・ガス代の補助を急遽8月から3ヶ月間復活すると発表しました。
政府関係者には、寝耳に水の情報だったようですが。
迷走する岸田政権と自民党。
岸田首相の首を挿げ替える案が現実味を帯びようとしていますが、しかし、今回は岸田さんだけの問題ではないようにも思います。
ビジョンが語られず、この国をどうしたいのか、国民をどう守っていくのか。
そんなことよりも、自分たちの議員としての地位をどう守るかが、最大の行動目標になっているのは間違いありません。
国民は、この現状を冷静に観察し、来るべき国政選挙で、誰がふさわしい議員たり得るのか、見極めなければなりません。
偽の議員に騙されないようにしたいものです。