イタリアの西側にあるサルデーニャ島。
地中海のど真ん中に位置する島で、面積は岩手県と青森県を足した位の広さになり、風光明媚な島として知られています。
その島の北西にあるスティンティーノ市の海岸に、この度、韓国の正義連が慰安婦像を設置したいとのことで、地元議会に打診し、議会は設置を許可したとのこと。
22日に除幕式を終えたとされています。
その碑文には、大勢の女性を奴隷扱いし、ホロコーストに匹敵する犯罪と記されているとのこと。
どの程度、日本国ないし日本軍による、などの表現が含まれているかは分かりません。
これに対し、当地の市長は、一方的な文章なので碑文の修正を検討しているとか。
ただし、普遍的な性差別の象徴としては、設置許可の方針は変えないとのこと。
しかし、何故に、観光地に少女像を置くのか。
それによって世界の性差別の行動が減ることになるのか。
甚だ疑問は残ります。
本当にそうありたいのであれば、こうした一国が特定した銅像ではなく、もっと普遍的なモニュメントを作るべきです。
中途半端な銅像は、政治的な意図でしか理解することができず、もしろ反感を呼ぶことにつながって行きます。
スティンティーノ市は、表面的な理解に終わることのないよう、注意いただきたいものです。