条件付き永住権の改悪へ 法案成立 | 家族関係専門 こころセミナー

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 衆議院を通過した「育成就労」制度法案の中で、永住資格に「剥奪条件」が付与される法案が、昨日、参議院を通過し、法案として成立してしまいした。

 

 そもそも、永住資格を取得することは、大変厳しい条件をクリアーすることが求められます。

 

 もちろん、取得後に日本の法令を破り罪を犯した場合は、日本人と同じように罪を被ることが求められます。

 

 なのに何故、永住資格剥奪の法案をわざわざ作る必要があるのでしょうか。

 

 これは明らかに、外国人差別法案を意味します。

 

 周辺諸国と比較し、給料は安いし、円安も進んでおり、損得で言えば、日本に定住するメリットは見劣りしているのは明白です。

 

 そんな環境の中でも、日本独特の文化に興味があったり、平和で安全である日本に住みたいと言う外国籍の人たちは少なからずおられます。

 

 しかし日本政府は、そうした人達に、過度に差別的な法律を作ってしまいました。

 

 今の時代に、外国から見て興味や関心を持たれない国を目指すなんて、全くナンセンスそのものです。

 

 そんな前近代的な国に住んでいること自身に、とても誇りが持てないと、強く感じられます。

 

 現代の日本は、姿は世界の人々と同じ衣服を着ていますが、心は未だに、刀を腰にかけ、異分子を探しているような気がします。

 

 男女平等度は、世界で118位、GDPはどんどんと世界ランクを滑り落ち、英語も喋れる人が少ない。

 

 日本政府は、このような日本を目指しているとしか思えません。

 

 今後は、廃案を可能にする法案の新たな成立が急がれます、

 

 今回もまた、入管法改悪案です。