国会議員は民意を吸い上げるのが基本ミッションです。
しかし、その基本が昨今の政府や国会議員の動きを見ていますと、はなから理解できていない人が多いと感じます。
市民にとって当たり前のことが、国会議員にとっては当たり前ではない、となるわけです。
従い、これではとても民主主義を実行していると言うようには感じられません。
国民が一番気になっているところは、昨今の物価高とか30年以上変わらない賃金レベルです。
そこに少子化対策や、環境・温暖化対策、防衛能力の増強など、国が指導し国がお金を負担する案件がのしかかってきます。
世の中は、日本だけではないと思いますが、国・政府がしっかりしないと課題解決できないテーマが増えているように感じます。
将来につながっていく問題。
目先の問題。
こうした問題を同時進行で解決していくことが不可欠です。
しかし現状は、国会議員は国民の思いがほとんど理解できていないように感じます。
定額減税にまつわる問題が、それらを示してくれています。
国会議員の報酬実態を考えれば、とても庶民感覚など薄れていってしまいます。
いっそのこと、国会議員への歳費報酬を1000万円程度にし、経費は一円たりとも領収書をつけて申請する。
国民の痛みが分かる国会議員を選択するには、その報酬形態を民間並にすれば、否が応でも変わるのでは。
それが嫌なら、立候補すべきでは無いのです。
真に本物の議員に絞られるためにも、いわゆる国会改革を、思い切ってやって欲しいものです。