32 サボ/属ごと ギムノカリキューム | 草センリのブログ

草センリのブログ

サボテン、多肉植物、グルメ、四季折々の話題を中心に書きます。




 ギムノカリキューム属
 ----------

アルゼンチン、ボリビア、パラグアイが原産。マニアックな希少種から、一般的なものまで数多くの品種があり、交配種も多い。

【特徴】
日本人好みの渋さがあり、球体も稜、疣がくっきりしている。強刺、豪刺ものは少ない。
深緑や紫など体色が濃く、○○錦(黄斑)は映える。成長は遅い。

【花】
花付き良い、春~秋咲き。小さいながら、端正な美しい八重咲の花が多い。白~薄ピンク花が大半。多花性。
【蕾】
土筆の頭みたい、鱗片に覆われる。花茎は短い。

【育て方】
一部を除き、とても丈夫で栽培は容易。
多肉食物ハオルチア属と同じ考え方で、育てるとよい。

【置き場】
強光線を好まない、直射日光は避けて遮光するか、明るい窓辺で十分。

【培養土】
肥料分を抑えた草原用培養土に準じるくらいでも育てられる。

【水やり】
サボテンの中では、水やりの頻度は多めに。完全なる長き乾燥を嫌う。
春と秋は、5~10日に1回、夏と冬は月に1回くらい。

※耐寒性はあるが、冬場は褐色になったり、縮んだりするものが多いが、春の水やり開始で膨らんでくる。

【殖やし方】
小型は、よく子を吹く。大型は、切断して新芽を出させるなど。

代表的品種
=====
・牡丹玉…小型、稜は深く切れ込み、刺も小さく弱い。唯一、横筋がくっきりと入る。白~ピンク花
・緋牡丹…日本作出。真っ赤、真っピンク、真っ黄など。接ぎ木でのみ育つ
・緋牡丹錦…斑入り(錦)の中の最高峰。黄斑に、赤斑、ピンク斑が混じったもの、赤と黒のものなどがある

・海王丸…プクプクと張りのある体、ヒトデのようなうねった柔刺が肌を這う。白花
・ペンタカンサ(聖王丸)
・ホルスティ
・天王丸、 etc

・光琳玉…やや栽培が難!灰緑肌、強大な湾曲刺。深赤花
これらは、強光線で育てると刺が綺麗

・天平丸…難物!白粉帯びた灰緑肌。垂れ下がるような長い刺

・新天地…灰緑のプクプク肌、刺もしっかり。昔の人気種
・天紫丸…姿そっくり、肌は紫で薄く白粉吹き
・天賜丸
・マルケジィ、 etc

・純緋玉 ・緋花玉
・多花玉 ・紅蛇玉
・良寛 ・モンビー玉
・羅星丸 ・恐竜丸
・ダムジィ ・白蜘
・麗蛇丸 ・波光竜
・応天門 ・翠晃冠
・鳳頭  ・竜頭
などなど