31 サボ/属ごと ロビオプシス | 草センリのブログ

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サボテン、多肉植物、グルメ、四季折々の話題を中心に書きます。



多肉植物でいえば、ロゼットのエケベリア属にパキフィツム属を交配してパキベリア属を、セダム属を交配してセデベリア属を作出したように、
主に美花を創るために、花サボテン近縁種を交配してできた品種の総称。

 ロビオプシス属
 (ロビビオプシス)
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【特徴】
①とても丈夫、西日本の暖地ならば年中屋外でもOK
②花は、黒ずんだ毛に覆われた蕾から長い花茎が伸びて、ラッパ状の大きい美花が咲く。
③稜がくっきり、刺は小さい。
④よく子吹きする。小株のうちは、全部取り除かないと蕾が着きにくい。

【成長期】
3月~10月
【花】
サボテン最大の大輪、径10cm、長さ15cm以上。開花期は初夏、当日限り

【培養土】
排水性さえ悪くなければ、こだわらない
【肥料】
元肥、追肥とも多めに与える
【水やり】
成長期には、乾いたらたっぷり水やり。夏も冬も、月に1回軽く

【育て方】
4月、5月は蕾~開花時期だから、その前後が植え替え適期。植え替えない鉢には液肥を頻繁に。
植え替え直後、梅雨の晴れ間、梅雨明けは日焼けに注意。
夏は水やり控えめ、液肥もやらない。9月中旬以降は、よく日に当て、たっぷり水やり。5℃を下回るようになると、成長は緩慢になる。
冬もよく日に当て、鉢回し。断水しての冬越しの方が蕾の付きが良い。

 ソエレンシア属
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アルゼンチンが原産。径が太くなる。花が綺麗
・湘陽丸…深緑肌に黄褐色の刺、深紅大輪花
・麗刺玉…長い赤刺と白刺が混ざり美しい、黄花大輪
etc

 トリコケレウス属
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チリ、ボリビア、ペルーなど南米原産。小型の柱サボテン。刺が発達、太くがっちりと育つ。
・黄大文字…黄短刺が密生。最上部に月下美人のような白い大輪
・金城丸 ・北斗閣
・天守閣 etc

これらと
 ロビビア属
 カマエケレウス属
 エキノプシス属
など花サボテン間で交配された品種。

代表的品種
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・美女丸…濃赤
・マリーパトリシア…サーモンピンク
・イースターリリー…濃ピンク
・日章旗…深紅
・夢春丸…ピンク(ダリア風)
・淀君…赤い細弁
・舞子…ピンクに白
・見返り美人…オレンジ
などなどなど

※興味ある方は下記を参照下さい
・「山城愛仙園」カタログ
・Amebaブログ「はなはなGさんの花サボテン」