ケララ Haripad 『美しきケララのホテルにて』 | この世の全てが、地図や本の中にあるわけではない。

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散歩話をちょい長めの文章で、我がまま気まま、独断と偏見で綴ります。
昔の日記を書き起こしながら、最近の事柄も綴るので、ブログ内はぐちゃぐちゃになりう。

2020/2/6の日記です。

 

 

さて、東北インドのメガラヤ州から、コルカタを経由して一気にケララ州までやってきた。

昨夜まで、肌寒かったのに、ここはまさに灼熱だ。

ケララは、インドを訪れた事のない人がよく想像される、濃厚ギトギト背脂チャッチャ系ではなく、醤油系と言った感じだ(決して塩系ではない)。

 

 

だが中の具は、一癖もニ癖ある独特のヒンドゥー文化が、盛大に花咲いている。

長い海岸線は漁やリゾート地で賑わい、内陸はバナナや、ヤシの木が至る所に生え、米は二毛作。

山岳地方は緑に萌え、紅茶やコーヒー栽培も盛んである。

(丘を覆いつくす茶畑での茶摘み、Munnar)

 

教育水準は高く、インド最大のIT特区でもあり、治安も悪くない。


人々は北と比べると穏やかな人が多く、知り合いのフォトグラファーさんは、ケララを愛するあまり、日本人同士の結婚式であるにも関わらず、ケララの村で式をとりおこなったほどだ。

そんなケララにやって来ての第一日目がHaripad。
これからここを拠点に、バスでの移動が多くなるため、セントラルバスステーション近くにある唯一の宿を利用する事にした。

これがハグから、いきなりフロントスープレックスに持ち込まれたほどの笑撃だった。

ソファは鼻水でコーティングしたようにテカリ、
網戸は風通しを更に良くする工夫が存分になされ、壁には何かの汁の後。

(ビンテージ物?)

(チラッと見える、飲みかけのペットボトル)


カレーの手を、カーテンで拭きとったであろう黄色い汚れ。
血しぶき模倣するトイレの幾何学模様。

ベッドのシーツをめくれば、そのビジュアルだけで痒くなってくる。

(カ、カレーの跡だよね、、、)

(ウェザリング塗装の見本になる?)

 

暑い中、バス停まで歩くのが億劫と、近場のホテルに飛び込んだのだが、もっと頑張ってホテルを探せばよかった。

異文化に出会えた武者震いと、蚊やダニ、南京虫に噛まれないだろうか😰との身震いに、心も体も掴まれての第一日目となった。

(誤解無きように、こんなホテルまずありません!これを差し引いても余りある、ケララの楽しさを紹介しますね。)

 

 

 

 

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