障害者就労継続支援B型事業所工賃の明暗 | ろんろんのスポーツ&健康ブログ

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マメは3月15日

障害者の賃金未払いで閉鎖 代表と連絡つかず「悔しい」 市も対応を検討中 /  FNNhttps://www.youtube.com/watch?v=bJocB-C-Cmc

という記事を見つけた。

 

今回問題を引き起こした会社は、埼玉県内で就労継続B型支援事業所を3箇所運営していた「ベル・エンプロイメントサポート」。

就労継続支援B型事業所は、一般企業での就労が難しい人が利用できる障害者総合支援法に基づく福祉サービスを提供する。

利用者は雇用契約を結ばず、軽作業をして工賃を受け取っている。

運営費の殆どは、公費で賄われている。

 

動画を視てみると

 

管轄する越谷市に対し、事業所は昨年2023年5月末に事業所の廃止届を市に提出し、6月8日に閉鎖された。閉鎖の理由について、「経営上の問題」と廃止届に記されていたという。 事業所があった建物の裏手には、メダカの飼育に使われていたものとみられるラックが外に並べられていた。 就労支援の事業所の運営は公費でまかなわれ、市は、1カ月あたり約100万円を事業所に給付していた。その公費は、事業所の運営費に充てていたとみられているが、代表者とは今も電話がつながっていない。 いまだ、利用者の賃金が支払われず、夜逃げのような状態で逃げた様子がうかがえる。

 

状況だそうだ。

 

もちろん会社の代表者ばかり一方的に責任追及を行ってはいけないが、夜逃げ状態であることから考えると計画的に公費を代表の私的に流用し、運営費が不足して運営出来ないので、自らの責任を逃れる為、夜逃げしたとマメは思う。

被害にあった職員と利用者と職員の工賃と給与は未払いだという。

心身共に耐えて貰う工賃と給与。元代表を相手に損害賠償請求を裁判所に訴えたのだろうか?

泣き寝入りだけはしないで欲しい。

その一方

鳥取 NEWS WEB / 障害福祉サービス事業所の工賃 初めて2万円を超えるhttps://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20240312/4040017313.html

によると

障害者が働く鳥取県内の障害福祉サービス事業所での工賃は昨年度、月額の平均で2万378円と、初めて2万円を超えたことが県のまとめでわかりました。

 

だそうだ。

 

マメはこの記事を読んだとき「健常者でも就職先が限られ過疎化が止まらない鳥取県で?月額平均だとはいえ、一人2万円も工賃が貰えるの?よっぽどオリジナルブランド制作しネット販売を頑張ったんだろうな。凄い!!」

である。

 

今回紹介した障害者就労支援B型事業所に関する2つの記事を読んで読者の皆は、どのように思ったのであろうか?

殆どの読者は「物価高の中で、毎日を生きるだけで精一杯」「工賃だけが目的ではない。作業所を利用し始めて生活のリズムが良くなった。」・・・と感じているだろう。

くれぐれも、「自分の問題ではない。」「関係ない」とだけは思わないで欲しい。