朝の散歩から歩いて帰ってくるとある物が目に入った。
幅６ｍ道路を悠然と歩きながら渡っている。ふだんよく見かけ
るものは、もっとずんぐりむっくりしているのに？？？。
すら～っとして、均整が取れて贅肉もまったくない。
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この道路でよく見かけるイタチなら何度か見たことがある。
道路を全速力でわたるイタチは、長いしっぽと細長い体を縦に
なびかせながら一瞬にあらわれて一瞬に消え去る。体型的には
イタチに似ているが、それよりかなり大きく悠然としている。
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よく見ると均整の取れた若いサルだったのです。サルは一般的
に集団生活をするがこの季節、その集団を離れて単独行動を取
ったのだろう。こんな行動を取るのは牡ザルの可能性が高い。
こんな町中を悠然と歩くサルなんて今までいなかったが、山里
にはえさが少なくなってきたので街に出てきたのだろうか。
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先日テレビを見ていると、ヒグマが道路を走る軽トラックに猛
然と体当たりしてフロントガラスを割り、そのあと軽トラック
を追いかけていた。自然界を生きる動物たちは、人間社会とは
かけ離れたところで生きてきた。でもその垣根が徐々になくな
りつつある。地球温暖化で山のえさも少なくなり、冬眠する時
間も少なくなり環境の変化に追いつかなくなっていく。
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