ビール大手各社が、製造工程の体験など来店客を飽きさせない
工夫を凝らした店舗を次々にオープンさせている。若者のアル
コール離れは進んでおり、普段はビールを飲まない人にも楽し
んでもらい、新たな顧客層を開拓したい狙いだ。
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アサヒビールは、「スーパードライ」の世界観をイメージした
店舗を東京・銀座にオープンする。店内のアトラクション「ス
ーパードライゴーランド」は、４Ｋの大画面に映し出された映
像を通じ、風や音、揺れを体感しながら、製造中の缶に乗った
ような迫力を味わえる施設だ。
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機械で泡に文字や画像を描く「泡アート」を楽しんだり、自分
で生ビールを注いだりできる。９月末までの期間限定で梶浦マ
ーケティング本部長は内覧会で「酒税改正でビール回帰の流れ
が加速している。ビールファンだけでなく、色々な人が楽しめ
る施設にしたい」と話した。
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キリンビールは５月３０日にクラフトビール専門店「スプリン
グバレーブルワリー東京」を改装オープンする。醸造所が併設
され、店内では音楽とアートを組み合わせたイベントなどを開
催し、気軽にビールを楽しめる空間を演出する計画だ。
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若者にとってアルコールは身近なものではなくなりつつある。
ＳＮＳや試飲、アトラクションなどの体験を通して興味・関心
を持ってもらうことが今後重要になってくる。
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