トヨタ自動車は２０２４年３月期の連結最終益が日本の製造業
として最高の４．５兆円になりそうだと発表した。得意とする
原価低減の取り組みに加え、収益性の高まったハイブリッド車
（ＨＶ）の販売拡大や性能向上に伴う値上げが収益を押し上げ
る構造へと変わりつつある。
・
業績の上方修正には、世界的な半導体不足の緩和による生産回
復が背景にある。特にＨＶは世界販売台数が３８％増２６５万
台と好調だ。海外を中心に、販売車種の性能向上に伴う値上げ
や、北米での値引き抑制も収支改善に貢献した。
・
一方、業績予想のベースとなる連結販売台数（ダイハツ工業、
日野自動車を含む）は９４５万台と、昨年１１月時点の見通し
から１５万台引き下げた。ダイハツとトヨタ自動織機の認証不
正に伴う一部車種の出荷停止を受け、国内販売台数を２３２万
台から２１２万台に下向修正した。
・
トヨタは今後の中長期的な成長を目指す上で、現場の余力創出
に取り組み国内の完成車工場の稼働時間の上限を３０分間短縮
する。新型車の開発スケジュールの見直しも検討する。足元の
事業環境を点検して現場に余裕を持たせ、不正を生みにくい体
質づくりにもつなげたい考えだ。
今日のブログがよかったらクリックしてね
↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報 http://www.sennenhome.sakura.ne.jp