半導体業界再編 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


東芝と半導体大手ローム(京都)が、電気自動車(EV)など
に使われるパワー半導体の生産で協業することがわかった。
省エネ性能を左右する半導体は、日本勢のシェアが世界で2割
と競争力があり、今後も成長が見込まれる。経済産業省が両者
に最大1300億円を補助し、それぞれの強みを伸ばして競争
力強化を図る。

パワー半導体は電子機器の省エネを高める司令塔な部品として
自動車や家電、産業機械に使われている。世界的な脱炭素の流
れで需要が拡大し、2035年の市場規模が13.4兆円と
2022年の5倍に拡大すると見込む。

東芝は石川県能美市の工場を拡張し、現在主流のシリコン製パ
ワー半導体の生産を強化する。供給は2025年3月になる見
通し。ロームは宮崎県国富町に建設中の工場で2026年4月
から炭化ケイ素を使った次世代型の供給を増やす考えだ。

生産の重複を避けつつシェアを高める狙いで、将来的な事業統
合も視野に入れる。ロームは東芝を買収した投資ファンド、日
本産業パートナーズなどの国内連合に参加している。

最近では電気自動車(EV)のBYDなどの中国勢も、政府の
補助金を追い風に存在感を増している。日本勢としても事業規
模を拡大しなければ、次世代技術への投資競争で後れをとる懸
念があった。政府は公的支援を通じ協業・再編を促すことで、
日本を米国や欧州に並ぶパワー半導体の生産拠点としたい考え
だ。


                                          
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