岩国乗馬クラブの馬場はびちゃびちゃの状態だった。
足元の悪い状態の時は、馬に気合いを入れてこけたりしないよ
うに注意をする。そして水たまりの多いところは、できるだけ
避けながら騎乗するので気の使いようが違う。
・
厩舎からアースを出して足洗場へと連れだした。
馬も生身の動物なので調子のいい時と、悪い時があるので馬装
する時に本日はどちらになるのか把握しておく必要がある。
「アース、今日は調子はどうだい」
「まあまあ、普通ってところかな」
・
すると私の顔の近くで、口を開けて「パクり」とやった。
アースは雌馬だがお茶目なところがあり、たまに私に対して驚
かしてやろうとそのようなことをする。
「アースめっ、そんなことをするとダメだよ」
その言葉を待っていたかのように、２回目の「パクり」。
何度かこのやりとりをやっているが、調子のいいシグナルだ。
・
馬装の最後は頭絡だが、この時は最後の抵抗をこころみる。
ハミをくわえさせようとすると、顔を上に上げて邪魔をする。
「こりゃ、じいっ～と、しとかにゃ、ダメじゃんか」
このやりとりも、アースにとって優越感のひとつのようだ。
ハミを口に近づける直前に、アースの口元を親指で押すと抵抗
できなくなることがわかったので、そのようにして頭絡完了。
馬によって色々な癖あるので、常に対処方法は必要だ。
さて騎乗は明日になりました。又見てね。
今日のブログがよかったらクリックしてね
↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報 http://www.sennenhome.sakura.ne.jp