中間貯蔵と財政 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

素晴らしい人生を謳歌しよう

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


山口県上関町が、使用済み核燃料の中間埋蔵施設の建設に向け
、調査の受け入れを表明した。中国電力の申し入れからわすか
2週間のスピード容認の背景には、上関町と中国電力の利害の
一致がある。実際に調査から建設されれば、原子力発電所の安
定稼働につながる。

上関町が受け入れに前向きなのは、厳しい財政事情がある。
町は1982年に、地域振興の財源造りに原発誘致をあげた。
その後40年間で77億円の交付金を受け取り、医療・子育て
支援などに活用してきた。

しかし、2011年の福島第1原発事故の影響で原発の準備工
事は中断した。交付金は2012年度の約13億円をピークに
約8000万円に減った。人口は約40年間で3分の1となり
2310人となった。ある議員は「あと4~5年で上関町の財
政は立ちいかなくなる」とこぼす。

そこで上関町が目につけたのが中間貯蔵施設だった。数年前か
ら勉強会を重ね、町議会は青森県むつ市の施設などを視察。
町は今年3月、使用済み核燃料1000トンを50年間貯蔵し
た場合、調査・建設で約360億円の交付金と67億円の固定
資産税が入ると試算し、非公開に町議会に提示した。

原発関連施設の建設は地元の理解が不可欠で、町は中国電力に
対して丁寧な住民の説明を求めた。中国電力は「住民への対応
を誤れば、調査を進めることも難しくなる」と話した。


                                   
今日のブログがよかったらクリックしてね
                                     ↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報    http://www.sennenhome.sakura.ne.jp