７月に値上げ予定飲食料品は３５６６品目に上がる。
昨年の春からの値上げのペースが一向に収まる気配がない。
輸入小麦の価格引き上げを受けて、パンや小麦粉を中心に、前
年７月の１．５倍の品目が値上げする。
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日清製粉ウェルナは、小麦粉などを１日納品分から２～７％値
上げする。「企業努力だけでは吸収できなくなった」という。
山崎製パンも、食パンや菓子パンの出荷価格を１日から平均７
％値上げする。
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７月はパンだけでも１５７８品目が一斉値上げする。パックご
はんやレトルトカレーなどの加工食品は８３６品目、めんつゆ
やスパイスといった調味料は６１９品目、チョコレートやポテ
トチップスなど菓子は２４２品目だった。
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判明している年内の累計は２万９０００品目を超える見通しで
、半数以上はすでに複数回値上げしているという。原材料価格
高騰の影響は小さくなかったが、電気代や人件費、物流費の上
昇がさらに値上げの要因になっている。
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消費者の値上げ疲れもみられるようになり、価格変更後に売れ
行きが伸び悩む商品も出てきた。酒類を中心に価格を据え置い
たり、値下げしたりする商品もある。昨年ほどの値上げの勢い
はみられず、１０月をピークに値上げは沈静化する可能性があ
り企業努力がさらに進む。
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