２月１７日に打ち上げが中止された新型ロケットＨ３。
Ｈ３ロケット初号機は、今月１７日に鹿児島県の種子島宇宙セ
ンターから打ち上げられる予定だったが、直前でシステムが異
常を検知したため、機体左右に取りつけられた補助ロケット
ＳＲＢ－３が着火せず、打ち上げは中止された。
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その原因を調査する会合が２２日午後５時から開かれＪＡＸＡ
はこの会合で「異常は機体エンジン用の電源供給系統で確認さ
れた」と説明した。打ち上げ直前のカウントダウンが残り６．
３秒を切った後、電源供給系統の電圧が数秒間落ちたため、異
常を検知し、打ち上げが自動停止されたという。
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そのうえで、「機体や地上設備の電気的な挙動が影響した可能
性が高いところまで原因を絞り込んでいる」とし、詳細な原因
調査を行い、必要な対策を実施するとしている。
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Ｈ３ロケット、搭載衛星のだいち３号、地上設備に損傷はなく
、ＪＡＸＡは再打ち上げに向けてロケット本体と設備の点検等
を平行しておこなっていて、Ｈ３を３月１０までの予備期間内
に打ち上げるため全力で取り組む。
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