法人賃貸契約をしていたアパートが先日退去した。
担当者さんがカギを返却にこられたので、昼から室内の状態を
確認することにした。派遣社員の外国人３人が入居していたの
で、室内が傷んでいなければいいのだが。
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玄関ドアをカギで開けて室内に入ると、ザッと見た感じではそ
んなに痛んでなかったのでホッとした。細かく壁の傷みとか汚
れなどをチェックすると、部分的には悪いところはあるがクリ
ーニングをかければかなり綺麗になりそうだ。
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このアパートは２階、３階が賃貸アパートになっていて、１階
が大家さんのお店と住まいになっている。全部屋のチェックを
終えて１階に下りて大家さんに声をかけてみた。すると在宅で
部屋から大家さんが出てきた。
「モール前さんからもらったカギでは開かなかったですよ」
私が今開けたカギと型が同じだったのでおかしいと思い、ちょ
っとした手加減をして奥に入れるとカチッと開いた。
「シリンダーにスプレー油を吹けば、スムーズに開きますよ」
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再び大家さんと部屋に入りチェックをすると大家さんは言う。
「外国人だったが思ったより傷んでいないですね。クリーニ
ングをしてもらって、それからどうするか考えましょう」
「敷金から専門業者のクリーニングをして、残りは法人さんに
返却をしてもよろしいですか」「それでいいですよ」。
コロナ禍で空き部屋が増えてきたのが気になるが、この部屋も
早めに次の入居者が決まるように最善をつくそう。
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