定休日はひと月に数回ほど夕食はスシローに出かける。
行き帰りはバスに乗るので、これも楽しみのひとつになる。
わが家から「テクテク」と５分ほど歩くとバス停に到着する。
バスに乗車するする時間は、ＰＭ４時４４分と決まっている。
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時計を見るとすでに定刻の時間になっているが、早くなること
はないがだいたい２～３分は遅れてやってくるのが普通だ。
ブッチャーかあさんからバス回数券をもらい、バスに乗り込む
と乗客は２０人ほどでいつもより少なかったが、これから５分
程バスに乗って乗客と旅をする。
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次のバス停に、大きな荷物を２つ手に持った男が入ってきて１
番前の客席に座った。１つの荷物は通路に置き、もう１つは膝
に置いていたが「ガシャン」と落とした。どういうはずみかわ
からないが荷物の中からペットボトルや、コーヒーの空き缶が
当たりに散らばった。今度はそれを拾おうとしてとかぶってい
たヘルメットも落として大騒動をする男。しかしバスは何もな
かったように進んでいく。
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次のバス停に止まると３人ほどが待っていたが、先頭に若い女性
がバスに乗り込んできた。しかし女性はバックの中から回数券を
捜すがなかなか見つからない。後ろで待つお客さんは大迷惑だが
、ただひたすらイライラして待つしかない。それでも女性はバッ
クの中に手を突っ込みひたすら探し続ける。２～３分してよう
やく回数券を捜し出し、バスに乗ることができた。
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２つ前の座席に座った女は、何もなかったように今度はスマホ
に没頭する。大きな荷物をひっくり返した男と、バスの回数券
を探し回った女はどんな未来が待っているのだろう・・・
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