ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって３週間がたった。
ウクライナ軍の予想外の徹底抗戦が続き、ロシア兵は焦りから
民間施設や一般市民への攻撃を始めた。ある劇場には子供が
避難しているので大きな文字を子供と記して空爆をさせまいと
したが、ロシア軍はその劇場を爆撃して跡形もなくした。
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ウクライナの男たちは、ウクライナ軍に参戦してロシア軍と死
闘を繰り返す。避難から残った女性や子供たちは、地下鉄の駅
などに身を寄せながら爆撃からのがれて、ロシヤ兵の虐殺にお
ののきながら震え、そして耐えしのぐ。
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１歳か２歳ぐらいの男の赤ちゃんが、「エ～ン、エ～ン・・」
泣いていた。その赤ちゃんを抱いているのは、ウクライナの兵
士のようだ。赤ちゃんは兵士の腕を一生懸命に叩きながら、怖
さに震えながら「エ～ン、エ～ン・・」と繰り返す。
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今まで味わったことのない恐怖に、何とかして立ち向かおうと
する赤ちゃんの姿を見ているといたたまれませんでした。
母親の愛情からロシア軍の恐怖に変わり、誰が敵かわからない
のに軍服姿のウクライナ兵を敵と思い込んでいるのだろう。
ロシア兵の非道な戦争は、今の赤ちゃんたちが大人になっても
決して忘れることはないだろう。
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