アメリカで多数の竜巻が発生して甚大な被害が出た。
竜巻が発生した距離は１０００キロｍにもおよぶと言うから、日本の
本州全域がすっぽり入るぐらいの広さにもなる。鉄筋コンクリート造
りの裁判所や、大きな工場などが原型をとどめないほど痛めつけら
れた。竜巻の発生は５０個以上になり、死者は１００人を超える。
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アメリカで竜巻が発生する時期は、春から秋にかけるのだが１２月
のこの時期に発生するのはめずらしいらしい。今年の冬は例年にな
く暖冬で暖かい空気が居座っているところに、本来の寒気団が北か
ら南下してきた。暖かい空気と、冷たい空気が交わるところに巨大
な１０００キロにも及ぶ前線が出来て積乱雲が発生して、その上昇
気流で竜巻が発生した。
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この大きな自然被害は、地球温暖化による人災でしかないだろう。
自然を破壊してきた先進国は、英知を結集して地球温暖化に歯止
めをかける努力をしているが、もっと多面に渡る必要がある。
アメリカはトランプ前政権からバイデン現政権に変わったが、あのま
まトランプが自然破壊を繰り返していたらと思うと、ぞっとする。
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日本では昔から怖いものは『地震・雷・火事・親父』と言われてきた
がこの中に竜巻は入っていない。しかし日本でも、巨大な竜巻がい
つ起こってもおかしくはない。その証拠に１２月というのに、暖かい
日と寒い日を繰り返している。その寒暖の狭間で竜巻が起こりやす
いからだ。
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