今日はユニット浴室の床を補修する日になっている。
２階部屋に据え付けているユニット浴室の洗い場が、浴室に入
ると入口付近が５㎜程さがる現象が起こっていた。１階の浴室
下はコンクリートを打つが、２階は木部で受けるので水が回る
と木部が腐ると大変なことになる。
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５㎜ほどさがらないようにするには、補強するしかない。２階
から工事はできないので１階の天井から補強するようになる。
先日、１階部屋のお客さんの了解を得て大工と下見をした。
補強は、面倒で小さな工事なのであまり乗る気はなかったが
何とかやる気を出して、腰を上げてくれた。
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「アパートの補強工事は、何時に現場に入りますか」
「材料の段取りをして、１０時までには現場に入ります」
現地に行くと、大工さん２人で工事をしていた。
１人は１階風呂の天井から脚立を立てて、やりにくそうに補
強をする。１人は言われた木材寸法に切って渡す役割。
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２時間ほどすると、ようやく補強工事が終わった。
１人が２階部屋に行き、ユニット浴室床の補強検査した。
「床を蹴るとバンと跳ね返る音がしたよ。もしユサッと音が
したらダメだが、しっかりしたからもう大丈夫だ」
それを聞いて、ホッとした。１階天井から２階浴室下を補強した
部分を見ると、丁寧に木材で補強をした様子がうかがえた。
年老いて引退した大工さんから、新規取引の大工さんに変わっ
たが思ったより良心的だったので一安心だ。
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