次女の娘は、早いもので来月で２歳になる。
最初は子供用の電卓を使って遊んでいたが、最近は大人が使う
大きな電卓を使って遊ぶ方が気に入ったのか、大きな電卓を貸
さないとぐずったりする。ところが昨日は更に進化していた。
・
「でんたく、とってちょうだい」
次女が大人用の電卓を渡そうとすると「ちゃう、◯■▽♪♯
・・！？？？？」。どうやら、今日は子供用の小さな電卓が欲
しいようだが、どうしたのだろう。小さな子供用電卓を渡すと
、思ってもしない孫の行動にゲラゲラ笑ってしまった。
孫は小さな電卓を耳に当てたのだ。そしてしゃべり出した。
「もしもし・・・・、はいはい・・・・、はいはい・・・」
電卓をスマホ代わりに仕立てて、大人の仕事真似を始めた。
これを何度もやるものだから、よほど楽しいのだろう。
・
仕事が終わり、ぼちぼち次女が孫を連れて帰る時間になった。
「今日はポストに入れる仕事があるよ」と言うと、孫は急いで
郵便物を取りに来たのでそれを渡すと、顔つきが変わった。
帰る時は、次女の手につかまってゆっくりと家まであるくが、
今日は違う。両手にＡ４封筒をしっかり持ち、母親より速足で
ポストまで歩く。目はらんらんと輝き、自分の手でポストに
入れる仕事をするんだという気持ちを感じられた。
２才前でも、仕事を与えられる喜びが必要なんだなと思った。
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