銀行のＡＴＭ機は９時１０分前ぐらいから使える。
１０月１５日は週明けの月曜日だから、少し早めの１０分前に
ＡＴＭ機に向かった。事務所からＡＴＭ機まで１分しかかから
ないので、待つことなくお金の出し入れを行う予定だった。
ところが、ＡＴＭ機の部屋に入ると黒山の人だかり。
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そうなんです。１０月１５日は、２ヶ月に１度ある年金支給日
だったのです。並んでいる人は９０％以上が年配の人ばかり。
よく見ると、並んでいる人たちが２個所に分かれていて一方は
ＡＴＭ機に向かう行列で、もう一方は銀行の入口になる行列と
なっている。ざっと見ると、３０人ぐらいずつの行列が２つあ
って合わせると６０人程になる。ＡＴＭ機から、はみ出した人
たちが外へと続いている。
・
ＡＴＭ機は全部で６台あるが、並んでいる人は９時１０分前か
らでもお金を次々とおろして出て行く。しかし、新しいお客は
ＡＴＭ機に次々と並んでいくのでこちは一行に減らない。
９時丁度になり、銀行入口のシャッターがガラガラと開くと並
んでいた半数が銀行の中へとなだれ込んでいった。
・
銀行の中に入ると、整理券を発行する機械に並ぶことになる。
それから順番に呼び出されて、お金をおろしたりしていくが処
理をするのが人間なので早くても３０分から１時間は待たされ
ることになる。運が悪い時になると２時間待ちもざらにある。
ＡＴＭ機を使い切れない人は、この不自由さを背負って生きて
いかなければならない。ＡＴＭなどにチャレンジしない人は
、色々なところで損をしていくことになるだろう。
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