スマートフォンのキャッシュレス決済の参入が相次ぐ。
ビックカメラでの買い物客がスマホ決済で商品の支払いを済ま
せた。お客は三脚を購入し、２０％のポイント還元を受けた。
「現金に比べお得に買い物ができるし、会計も一瞬で済む」
スマホで専用アプリを起動する。店員が端末でＱＲコードを読
み取る。２～３秒後、スマホに支払金額や店の名前などを知ら
せるメッセージが届き支払はこれで終了する。
・
キャッシュレス決済の普及は、生産性向上や経済成長のカギを
握る。企業が消費者の利便性を向上させたり、新たなサービス
を創出したりすることに期待できる。現金を扱うコストは産業
界全体で年間約８兆円に上り、キャッシュレス化で４兆円程度
削減できる可能性もある。しかし、日本は個人取引に占めるキ
ャッシュレス決済は２割弱とされ、海外に比べ遅れている。
キャッシュレス決済比率は、利用額の一部を減税対象としてい
る韓国が９割以上。英国では７割弱に達している。日本政府は
消費税対策で、キャッシュレス決済時のポイント還元をおこな
い後押しをする。２０２５年までに４割の目標を揚げる。
・
普及に期待がかかるＱＲコード決済には課題もある。利用者は
店舗やサービスに合わせた別々のアプリを入れ決済のたびに起
動する必要があり、アプリの作動に時間がかかる。さらに日本
人の根強い現金志向もハードルだ。
経済産業省は昨年７月、ＱＲコードの規格統一を促すことなど
を目的に協議会を設立した。しかし、早急な規格統一には否定
的な意見も多い。まずは成り行きを静かに見守ることが、キャ
ッシュレス化の発展につながるのかな。
今日のブログがよかったらクリックしてね
↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報 http://www.sennenhome.sakura.ne.jp