「健康増進型」の保険が相次いで登場している。
生活習慣や健康状態を改善すると、保険料の割引などが受けら
れる。加入者が運動や禁煙に取り組むきっかけになりそうだ。
保険と言えば、万一の病気やけがに対処するものだが最近は
「あなたの健康を応援したい」といった体調管理などを呼びか
けるものを見かけるようになった。
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死亡保険や医療保険などに健康増進型のサービスやプログラム
を付加し、加入者に生活習慣の見直しを促す保険が目につく。
損保ジャパン・・のある生命保険は、死亡保険金が年金形式で
支払われる収入保障保険が、加入後２～５年以内に禁煙に成功
したり、体格脂肪（ＢＭＩ）と血圧が「健康体」に改善したり
すると、以降の保険料が２～３３％安くなる。さらに契約日に
遡って保険料の差額相当分が「祝い金」として戻る。
喫煙者で太り気味の会社員男性（３５）が、自分が亡くなると
遺族に毎月１２万円支給されるプランに加入したとする。当初
の月額保険料は４６９２円だ。３年後に禁煙とダイエットに成
功すると、保険料は３１％減の３２４０円となり、５万２２７
２円の祝い金も出る。
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他社もユニークな商品を開発している。
住友生命保険は、月額利用料８６４円の健康プログラムに加入
することで、保険料を一律１５％割り引く。
東京海上・・保険は、２年間１日平均歩数で８０００歩を達成
すると支払った保険料の一部が戻ってくる。
健康な人が増えれば保険料や社会保障費、医療費の支払いも減
り、保険会社や社会全体にとってもメリットは大きいのです。
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