入居者Yさんからトイレが壊れたとの連絡があった。
見に行くと洋式トイレの便座が真っ二つに割れていた。
トイレが悪いような言い方だったが、状況から判断するとあき
らかに使い方の問題。問いただすと、奥さんが便座に座るとき
に割れたと言うから、おそらくドスンと座ったのだろう。
・
築後30年のアパートなので、便座がない可能性が高い。
瞬間接着剤で固定して使って欲しいと言って一旦引き上げた。
数日後のお盆前、偶然スーパーでYさんに出会った。
「気になっていたんですが、トイレの調子はどうですか」
「テープを巻いて使っていますが、使い勝手が悪いんです」
「それでは、便座を調べて取り替えるようにしましょう」
・
寸法を測っていたので、それらしきものはあったが間違いだっ
たら当社の損失になる。水道屋に写真を見せて、品番を確認す
ると間違いはない。取替も私でできるだろうと言う。
やったことのない取替工事だが、私がやらなければと思った。
数日前、便座が入荷されたので梱包を解いて取替方法を何度も
繰り返して練習をした。こうすることで、現場でもたもたせず
にスムーズにことが運ぶはずだ。
・
昨日の朝、お客さんに在宅を確認すると午前中は居るというか
ら、部品と必要な工具類をバックに詰め込んで出発した。
何度もイメージで練習をしたので、あっという間に終了した。
Yさんは目を丸くしておどろいた様子で、不動産屋がまさか
こんなことまでやるとは思っていなかったようだ。
「少々のことは自分でやらないと、不動産屋は成り立たないん
ですよ。ハッハッハッ・・」
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