２種類の点滴などを打ち、そして手術室に行きました。
この間たくさんの看護師の人たちから色々なお世話をしてもら
いましたが、段取り説明などスピーディで無駄がなく素晴らし
い方たちばかり。先生から色々と鍛えられているようです。
・
病室で最後に局所麻酔を打ってもらい私の番に。
すると、急に睡魔がきてここから記憶が飛んでしまいました。
「はい 終わりました もう大丈夫ですよ」
院長先生の言葉に目がさめ、１時間にも及ぶ大変な手術が終わ
っていたのです。外は真っ暗で７時を回っていました。
・
目の中にはガスを入れ、それが出ないようにうつぶせ生活がは
じまりました。いかに手術が成功しても、うつぶせ生活がまっ
とうできなければ再手術もありうるのです。
食事の時も下だけを見て、上を見るわけにはいかないのでお茶
を飲む時もストローで飲みます。１番つらいのは寝るときで、
うつぶせ以外は絶対だめ。首や肩、腰などが痛くなって、寝れ
る状態ではありませんで、ただひたすら耐えるのみです。
・
手術後３日目からうつぶせ生活も少しずつ解除されました。
入院生活は絶対安静だからテレビはもちろんだめ、ただラジオ
を聞くのみ。３度の食事は、ご飯と２種類ほどの質素なおかず
だけ。でもこれしか楽しみはないので、とてもおいしくて待ち
遠しかった。それ以外にすることといえば、５種類の目薬を
５分ごとにそれを１日５回さし、食後の歯磨きタイム。
そして１２日間に及ぶ入院生活も終わり、退院できました。
院長先生、看護師さん本当にありがとうございました。
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