再建への道 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

日本マクドナルドが、4月16日発表した2015年12月期の業績
予想では、税引後利益が380億円の赤字になる見通しだ。
全国の約3100店舗のうち、不採算の131店舗を年内に閉鎖する
ほか、3分の2にあたる約2000店舗を4年間かけて改装する。
都市部では内装にこだわり、郊外では家族向けに子供の遊び場を作る
など、客層に応じた店舗作りを進める考えだ。

異物混入問題などで傷ついた信頼の回復を図り、客離れを食い止めた
い。だが外食産業に流通業界も交えた競争は激しく、拡大路線の修正
による業績改善の道のりは険しい。

カサノバ社長は、長年経営を担った原田泳幸氏(66才)が今年3月
会長を退任したのに伴い、米本部出身のロバート・ラーソン会長、
下平篤雄副社長の経営体制を敷いた。下平氏は、現場経験が豊富で店
舗力を最大限に引き出せると期待する声がある。原田体制でフランチ
ャイズ企業へ出向しており、本社に戻した格好だ。

マクドナルドは1971年に国内1号店を出店から、ファストフード
最大手に成長した。原田体制では、割安感を強調したメニューで拡大
路線を進めた。しかし品揃えが特徴のコンビニエンスストアや、牛丼
チェーンなど他の外食産業も出店を加速している。
マクドナルドの経営に詳しい法政大経営大学院の小川孔輔教授は、
「画一的なメニューやサービスを提供する、これまでのビジネスモ
デルは限界に来ている」と指摘する。

2期連続赤字が続く、日本マクドナルドの再建は本当に出来るのか。
カサノバ社長の本当の実力が試されるときがきた。


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