うどんの香川県で、うどんを使った発電事業が行われている。
高松市の産業建設機器メーカー「ちよだ製作所」は直径8m、高さ
8mのうどん発電システムを約1億円をかけて開発した。
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製麺会社やうどん店からゴミとしてでるうどんを回収する。水と混ぜ
て細かく切断後、37度に保ち、メタン菌を含ませてタンクで混ぜな
がら約30日間かけて発酵させる。
1日あたり3~4トンのうどんや生ゴミを処理でき、年間発電量は
18万キロワット時、約7000万円の売電収入を見込んでいる。
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廃棄うどんをちよだ製作所に提供しているさぬき麺業は、うどんの
5%程度は捨てている。同社では年間150トンを廃棄し、処理費
は450万円に上がるという。
香川県で使用されるうどん用の小麦粉は年間6万トン。平均5%が捨
てられると、約3000トンもの小麦粉が捨てられている。
県内外に11店舗をもつさぬき麺業では、いったんゆでて30分以上
たった麺は客に提供せずに捨てている。「もったいないけれど讃岐う
どんの命のコシがなくなるので」。
発酵させたうどんの残りかすは、液肥にして小麦畑などで使われまさ
に無駄のない環境になっている。
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『ゴミになるうどんがエネルギーに変わり、環境にもいい』
アイデア一つで、こんな素晴らしいことを考えて実現することが出来
るんですね。
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