最近テレビ番組を見ると長時間の特別番組が多くなりました。
中でも私たちおじちゃんを喜ばせてくれる、懐メロ特集はよく聞く。
私が１０代の頃よく聴いた曲をふたたび耳にすると、なつかしくてうれ
しくなる。
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先日テレビをつけると、今でも現役で活躍している水前寺清子の若い頃
の歌声が聞こえてきた。
「♪ぼろは着てても心は錦 ♪どんな花よりきれいだぜ ・・・」
その当時、聞いたときにはそれほどでもないなと思っていましたが、今
あらためて聞くと、うまいものだなと関心をしました。
着流し姿で、竹を割ったような歌い回し、腕と手先を使った力強い振り
付けは実に素晴らしい。今の演歌歌手にもいいお手本になるかな。
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水前寺清子には演歌と全く違う「３６５歩のマーチ」というピックな
ヒット曲がある。当時、水前寺清子はこの曲が自分の演歌歌手としての
イメージを崩してしまうので大嫌いで歌わないとへそを曲げた。
作詞家の星野哲郎さんは演歌一本だけでは、お客さんからあきられて短
命に終わるので何とかして水前寺清子を説き伏せて歌わせた。
当時はこんな歌なんか大嫌いと思っていたが、今でも現役で歌えるのは
「３６５歩のマーチ」があったからではないだろうか。
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若い頃はこれが一番と思っていても、今となれば実はそうでもなかった
ということがたくさんあるもの。
「♪幸せは歩いてこない だから歩いていくんだよ １日一歩、３日
で３歩・・・・それワンツー・ワンツー・ワンツー・ワンツー♪」
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