ウナギの卵 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

ポカポカ陽気に誘われて、つくしが顔を出し始めました。
2月に入って急に春が近づいてきましたが、もう先月のような寒さは戻
ってこないと気象庁は断言しないようです。でも私は季節目が代わって
春が日に日に近づいてくると思います。なぜかと言えば、昨日は南から
の風がふいていたからなんです。この調子でいくと、サクラの開花は平
年より早くなるかもしれません。
魚であるのに魚でないようなウナギは、昔から日本の食卓を賑わしてき
ましたが、わからないことが多いらしいのです。まず産卵場所がどこな
のかわらなかったのです。
ウナギの研究にのめり込んで40年という方が、塚本勝巳さん。
東大大学院生の時、魚の泳ぎ方を研究していたある日、海に出たい一心
で乗り込んだ船がウナギ調査船でした。台湾沖で体長5センチのウナギ
の子供を見つけて、それからやみつきになりました。
それから20年前に、日本の南方2500キロの海でウナギの体長1セ
ンチの子供を見つけました。17年前に東大教授に就任した後も、より
小さい子供を追いかければきっと卵に行き着くとの思いで、2年に1回
程度は調査船に乗り込みましたが、めぼしい結果は出ないまま。
そんなある日、産卵直後のウナギの卵をグアム島沖で見つけました。
「9・9合目で足踏みをして、やっと登頂できた気分」と本人は語り
ましたが、産卵場所をつきとめるのになんと40年の歳月を費やした
ことになります。解らないことを追求する難しさは、やってみた人にし
か解らないことですが、塚本さんがいなかったらウナギの謎は、永遠に
未知のままだったのかもしれません。


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