不動産境界の立合

不動産売買は、買い主さんから申込をいただくと色々な手続きをおこな
うことになります。厄介な仕事に、隣地境界を明確にする仕事がありま
す。きちんと境界ポイントが打たれてあれば問題はないのですが、古い
住宅地には無いケースが多く、売り主さんとお隣さんの人間関係がうま
くいってない場合もあります。公図などを元に、お隣さんに境界はここ
でいいですねと言うと、いやもう少しそちらだと言われることがよくあ
ります。こういったケースの場合、境界がはっきりせずに話し合いがつ
かなくて、最悪不動産取引が出来ないこともよくあります。
昨日は、その境界書類の印鑑をもらいに行ってきました。片方の隣地所
有者さんと売り主さんとは、私が立ち会いをして前もって隣地境界を
確認していたので問題なく印鑑をついていただきました。
もう一方の境界は、今年の始めに当社が土地売買の仲介をしたお客さん
で、そのときに境界ポイントを打ったので問題はありませんでした。
「こんにちは、モール前不動産です」とテレビドアホン越しに挨拶を
するとしばらくして奥さんが出てきました。
「ごめんなさいね。こんなパジャマ姿で」
今年の始めに、土地の引渡をして１０ヶ月ぶりにお会いしましたが、
そ時と比べるとかなりやつれていたので、少し驚きました。
私「風邪でもひいて寝ていたのですか」
奥さん「いやそうではないんです。実は・・・」
話が長くなりそうなので、続きは明日になりました。

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