花の東京では、昨日 桜の花が満開になったそうですね。
「花金」という言葉は、死語になってしまったのかなと思っていました
が、昨日のニュースで久しぶりに使っていたのを見て、何故だかホッと
しました。入社３年目の若者が、花見の前日から場所確保のためにシー
トをひいて一人で桜の花の下で待機していました。そのおかげで、会社
の同僚たちとの楽しい花見が出来たようでしたが、こんなのどかな光景
が今でもあるのかなと懐かしく見ていました。
私が社会人になったのが、今から４０年前の１８才の時でした。そのこ
ろは高度成長期の時で、新入社員は「金の卵」と言われ、何かあると飲
めや食えやで 楽しいひとときを過ごさせていただきました。当然花見に
も行きましたが、昨日のニュースのように 入社３年目頃の先輩が当日、
早めに退社して場所確保のシートを引いて待っていてくれました。
会社の同僚たちがそろうと ビールで乾杯をして花見の開始です。若かっ
た私は、みんなから「まあ一杯」と進められると、紙コップに並々と入
ったビールを飲み干して 新たに注いでもらうために、酔いがすぐにまわ
ってしまいました。こうなると瞬く間に、酔っぱらい一号の出来上がり
です。先輩たちから「児玉！一曲歌え」と言われるとよせばいいのに、
その場に立ち上がり「ただ今ご紹介にあずかりました児玉です。是非
にといわれれば、断れませんのでので一曲 歌わさせていただきます
・・・♪極道にゃ～ 明日がないよ～♪・・♀☆÷±⊿∵？？」
こんなバカなことを若い頃は、よくやったものでしたが 今思えば懐かし
い思い出の一ページです。
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