印鑑証明書の作り替え

売り主さんは、おもむろに市役所から毎年来る固定資産税台帳を出して
「これが固定資産税の明細じゃが、・・町の土地だけの固定資産税は
・・円じゃから」と言って私が作った請求書と見くらべました。すると
同額の金額だったので「ありゃ～おうちょる」と言いました。
売り主さんは税額の全額を元に按分したと、勘違いしたようでした。
それにしても人騒がせな一言で、私は一瞬ドキッとしましたが、事なき
を得ました。書類関係の取引は順調に進みましたが、今度は司法書士の
先生が売り主さんの印鑑証明書と実印がおかしいと言いだしました。
書類に押した実印は綺麗なんですが、印鑑証明書の印鑑は朱肉がにじん
でいるので、法務局が同一判と認定しないかもしれないと言いだしたの
です。支払いは済ませたが、不動産の移転登記が出来ないということに
なれば一大事です。ということでその後、不測の事態にそなえ、売り主
さんと司法書士の先生と市役所に行って、印鑑証明書の作り替えをおこ
ないました。そして完璧に所有権移転登記が終了しました。
はじめての経験だったので驚きましたが、市役所が発行する印鑑証明書
の判がおかしいということもあるんですね。不動産取引は何が起こるか
判らないので、最後まで気を抜いたらいけないということのようです。
３月も後半に入り、繁忙期もいよいよ終盤になりました。昨日は３連休
の初日の土曜日でしたが、ようやくお客さんの入りが本格的になってき
ました。お部屋探しでまだ決めかねているお客さん、まずはとりあえず
物件豊富なモール前不動産にお越しください。お待ちしています。

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