２月も後半に入り プロ野球もオープン戦が開幕しました。
この時期は４月から始まるペナントレースに向け 選手それぞれが調整を
している段階です。ピッチャーは投球フォームの調整、守備選手は守り
と打撃を昨年の本番の試合段階の状態までもっていこうとしています。
その中で、ソフトバンクの小久保の調子がいいようですね。小久保はチ
ームの中で最年長の３８才ですが、打撃の改造中だといいます。
今年は５年ぶりに ３０本のホームランが目標といいます。引退をして
もおかしくない年齢ですが、目標を上げてそれに向けて努力する姿勢は
若手選手のお手本になっているようです。
フォーム改造では 投手に背中を見せるように上半身をねじり、つま先は
昨年まで半開きにしていた両足を今年は平行にするそうです。この２点
の改良でより遠くに飛ばすことにたどり着いたと言います。
さらに昨年よりも 球のとらえる位置を前にもっていく打撃を改造中と
いいますから まさに打撃職人。年齢から考えても残り少ない現役生活か
もしれませんが、何のくもりもないこの姿勢は 野球以外は頭の中に何も
ない新人選手と同じような ういういしさを感じます。
一昨日の紅白戦では３打数２安打で、いずれも長打の２塁打を放ち 打撃
改造の成果が出てきているようです。「打席に立てば立つほど違和感が
なくなっている。自分の形は出来上がった」とご満悦。
ホームラン４００号まであと１６本ですが、まずはこれをひとつの目標
にしてほしいですね。そして４００本プラス、どこまでこの数字に上乗
せできるか楽しみにしています。
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