おばあちゃんの困りごと | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

現場に行くと 足場職人さん達が足場の材料をトラックから降ろしてい

ました。古い住宅街なので隣地との間が空いておらず 運ぶだけでも大

変ですが 鉄骨足場を組み立てていくのは もっと大変そうでした。

現場状況を見ていると 前日挨拶回りをした時、留守をしていた斜め前の

おばあちゃんが家の前に出てきて 掃き掃除をしていました。

家に入らないうち 急いで現場から斜め前の家に向かいました。家に入っ

てしまうと 耳の遠いお年寄りは声をかけてもなかなか家から出てこない

からですが、何とか間に合いました。そして おばあちゃんに一通りの挨

拶を済ませて世間話をしていると ふとおばあちゃんが言いました。

「一斗缶があるんじゃが 解体する時一緒に捨ててもらえんじゃろうか

、それがダメじゃったら 小さくしてもらったら 助かるんじゃが」

「それじゃあ 私が一斗缶を小さくしてあげるから持ってきてみて」

足で思いっきり何度も踏みつけるとぺちゃんこになり 不燃物の袋に入

る大きさまで何とかなりました。一斗缶が おばあちゃんの困りごとだ

ったらしく、それを見て大喜びをしました。私も困った人の人助けをし

たので すがすがしい気持ちになりました。そのことが後で、私にとって

大助かりになることになったのでした。

現場着工が何とかスムーズに運んだのを見て 一旦事務所に帰りました。

そして 夕方ふたたび現場によってみると 朝方いた足場職人さんは帰っ

ていなくなり、今度は次の職人さんが瓦を剥ぐ段取りをしていました。

職人さんは私の顔を見るなり「社長 えらいこっちゃ~」と言いました。

話が長くなりましたので 続きは明日のお楽しみ・・・

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