昨日、民主党の小沢一郎幹事長の事情聴取がありました。
週刊誌などを見ると、東京地検特捜部は小沢一郎氏を逮捕するだけでな
く議員辞職までもっていくだろうと書いてありました。なぜそこまでと
思いますが、逮捕して起訴までもっていっても小沢氏が国会議員である
限りは力を温存するからのようです。小沢氏は力にものを言わせて、
今までに自分に逆らったり意見を言うものに対しては、人事権を使い、
徹底的に冷遇したりしてきました。この延長線上に東京地検への報復が
あるというのです。自分にたてついてきた東京地検の幹部級を左遷させ
て、自分に逆らわない人をそこにおいてしまうだろうというのです。
これをおこなわせない方法は、小沢一郎氏の議員辞職以外はないという
ことになります。小沢一郎と東京地検特捜部の、やるかやられるかの壮
絶な戦いが昨日の事情聴取で幕が切って落とされました。
小沢一郎の秘書などがおこなってきた、公共事業の入札をめぐる傲慢な
手法は目に余るものがありました。落札した業者にはあからさまにバッ
クマージンなどを要求していたようです。このバックマージンは明らか
に国民が額に汗して働いて納めた税金なんですよね。この手法なども
小沢氏が伝授したものと東京地検はよんでいたのでしょう。
秘書など側近を３人逮捕したわけですが、この逮捕で小沢氏の見えてこ
なかった部分が明確になったようです。昨日の事情聴取後に小沢氏から
記者会見がおこなわれましたが、秘書がいったことに対して知らぬぞん
ぜぬを突き通してきたようです。田中角栄氏を逮捕したころの東京地検
特捜部は、もう過去の産物になってしまったのか・・・
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