愛情と甘やかし | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

百年に一度の大不況で、職を失って親元に帰ってくるお子さんが増えて

いるようです。知人のお子さんでこの不況で、都会から帰ってきた方が

いました。子供の時は成績優秀、スポーツもよくできてだれもが羨むほ

どの素晴らしいお子さんでした。ご両親はその子をかわいがり、雨の日

などは車で学校の送り迎えなどもしていました。

そのお子さんも30半ばになりますが、小さい頃からの親のかわいが

り方は、なかなか変わることが出来ないようです。お母さんはその子が

帰ってくるまでは、仕事場まで車で通勤をしていました。でも今は自転

車通勤に変わりました。今まで通勤で使っていた車は、お子さんがアル

バイト通勤で使っているようなのです。それを見かねたお父さんは、

今度はお子さんに中古自動車を買ってやろうと言ったそうです。

お母さんとお父さんの子供にかける優しさは、最近ではどこでもありそ

うな話なのかもしれません。でもこの優しさが、子供さんの成長を止め

て一人立ちできない原因を作っているようなのですね。

お子さんに愛情をかけるのは大切なことですが、愛情のかけ方を間違う

と甘やかしすぎになりかねません。ほんとうの愛情は、お子さんが車を

貸してくれと言ったとき、あなたは若いんだから自転車を使いなさいと

突っぱね。車が欲しいと言ったときは、自分で働いて貯めたお金で買い

なさいと言うべきなのでしょうね。一事が万事と言いますから、これは

一例であって他にもまだ似たようなことがあるのかもしれません。

愛情と甘やかしの線引きは、小さい時からから、きっちりとやっておか

ないと手遅れになってしまいそうですね。

千年ホームの不動産 http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html