先月中古住宅を販売したお客さんから、電話がかかってきました。
サッシのカギが一ヶ所かかりにくい、網戸が一ヶ所はずれるということ
でしたで、昨日午前中現場を見に行きました。サッシのカギのかかりに
くい箇所は、クレセントのビスをゆるめて調整してできる範囲でなおし
ました。網戸のはずれるという箇所は、最初原因がわからなかったので
困りましたが、建具屋に聞いて原因がようやくわかりました。
それは網戸下のコロがかけていて、動かすときにレールにひっかかって
はずれるということでした。サッシのメーカーは新日軽だったので、
網戸のコロを外して、新日軽の代理店に持っていって注文をすることに
しました。でも築後２５年以上たっていたので、コロの在庫は持ってい
ませんでした。分厚いメーカーの部品帳から、持ち込んだ部品と同じも
のを探してもらいました。メーカーは、生産中止をしていないのがわか
りました。次は工場の在庫をパソコンで調べてもらうと、そのコロの品
番が３０個程のマイナス在庫になっていました。ということは在庫はな
く、生産待ちの状況になっているということになります。
次は工場でいつ生産されて、出荷されるかわからなかったので、工場に
確認をしてもらうことにしました。コロ２個で２００円、運賃５００円
合わせて７００円の注文をして事務所に帰りました。
７００円の注文をするのに、行ったり来たりで半日かかりました。たか
が７００円、されど７００円なんですね。この７００円の仕事ができな
ければ、１０００万程の中古住宅の販売ができないのです。小さいこと
が出来るということは、素晴らしいことなんですね。
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