職人を使いこなす難しさ | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

昨日は、現場に7時半に着き廃材処理をしました。

私が現場に着くと、Y大工は地下足袋を履きながら工事の支度をしてい

ました。私が車から降り挨拶をしても不機嫌そうにしています。

「どうして、左官に工事をさせん」と私にくってかかりました。

本来なら左官さんが、2トンダンプで廃材処理を行うところですが、

私が現場に入ることを止めたからです。

当初は応援に来てもらい助かりました。でも工事を進めていくのに見積

を出させていなかったので10日もすると色々な問題が出てくるように

なりました。ということで今後の工事については、左官さんには見積書

を提出させて工事を進めてもらうことにしたのです。

大工さんと左官さんが二人で10日も一緒に工事を進めていくと、結び

つきが強くなりY大工が左官さんの肩を持つのはわかります。

でも経営者であり、現場監督でもある私にとっては、メイン職人として

二人をこれ以上同時におくわけには行かないと判断をしました。

Y大工は私と色々と話をして、ある程度納得したようでしたが、不機嫌

は直りませんでした。でも、そこは職人です。時間と共に体を動かすう

ちに不機嫌も直り、仕事に没頭するようになりました。

私も大工さんに負けないぐらい、慣れない廃材処理に専念しました。

職人を使いこなす難しさを痛感した一日でした。

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